多くの篤志家による惜しみない援助のおかげで、着々と施設拡充が進み、また更なる計画が進んでおりますことは、本当に有り難いことです。2004年と2005年には、素晴らしい男子寮四棟（ノブサダ・ハウス、バーニス・ハウスならびに高橋佑太郎御夫妻の御寄付による二棟）が新築されました。2006年1月には、二階建ての女子寮が完成し、落成式には150人のワールドメイト会員の方々が訪れて下さいました。FLOWでは現在、子供たちの要望に応えて、先進テクノロジーを学べる二階建て訓練校舎の建設を計画しています。この計画は今年（2006年）内の着工を目指しています。

ワールドメイトによる支援とラタナキリ事務所建設計画

ワールドメイトからの惜しみない協力により、ラタナキリ州の孤児や貧しい子供たちを、プノンペンにあるFLOWへ連れてきて面倒を見る前に、一時的に住まわせ、教育するための事務所を建設する準備が進められています。

事務所建設を目指すに至った経緯を手短にご説明したいと思います。

• 同州では、じつに87%もの子供たちが孤児となっています。この若年層は、親身な監督と世話を深刻に必要としているのです。

  ワールドメイト会員150人がFLOWを 訪問しました（2006年1月）。

• ラタナキリ州は、もともと外部との交流が少ない辺鄙な所です。新事務所は、プノンペンとラタナキリの間の距離を補い、プノンペンのFLOWとラタナキリの孤児たちの仲介的な役割を果たすことでしょう。
• 地元の子供たちに身体的、精神的安全を提供し、彼らが心の平安を得、愛されていると感じることが出来るようにします。
• 彼らの境遇にあっては、到底不可能と思われるようなレベルの教育と、技能訓練を提供することが出来ます。そうすることで、彼らがより良い将来を掴む手助けをすることが出来ます。

ラタナキリ州の子供たちのために、FLOWはこの計画に大きな期待を寄せています。多くの方々のご協力により、この計画が現実化したことを心から感謝申し上げます。